私たちの生活に欠かせないインターネット。
その実態も始まりも意識して使っている方は技術者以外はほぼいないと思います。ではインターネットはいつから始まって、誰が創ったシステムなのでしょう?皆さんご存知ですか?
私は数年前にこの答えに行き着きました!1995年に大ブームになったWindows95というマイクロソフト製のOSが火付け役になり日本でも爆発的に広ました。

当時はアナログの電話回線を使ってパソコンをネットに繋いで、1Mサイズのファイルをダウンロードするのにおよそ1時間かかっていた記憶があります。1Mというファイルサイズは今で言うとスマホの写真1枚分にも満たないサイズで、ビジネスで使う一般的なワードやエクセルの1ファイル分くらいでしょうか。現在では通信速度はなんと25年前のおよそ3000倍!!5G通信が実現するとその更に100倍の速度になるとか・・・。技術の進歩は凄いですね。
さて、タイトルの通り、インターネットの起源や創設者は誰なのでしょう?数年前ある素粒子物理学の解説書を読んでいて偶然に答えを見つけました。
その人物は「ティモシー・”ティム”・ジョン・バーナーズ=リー」と「ロバート・カイリュー」
細かいこと言うと正確ではないのですが、仕組みを整えて使えるようにしたと言う意味でインターネットの生みの親と言って良いと思います。
彼らは「CERN」というスイスとフランスの国境付近にある世界最大規模の素粒子物理学の研究所で雇われた科学者です。CERNでは1周27kmもある大型粒子加速器で陽子などの小さな粒子同士を衝突させて実験を行う施設で、素粒子物理学の研究に大きく貢献しています。その膨大な実験データを世界中の科学者と素早く共有出来る様に1989年にHTMLとかWWWとか聞いたことのある規格を創設し現在のインターネットの礎を築きました。
これは当然「特許」になり得る業績です。
本来ビジネスとしても大儲け出来る立場にいましたが、彼らは無料でこの技術を解放したので、私達は現在安価にこのシステムを利用出来る訳です。
インターネットと最新の科学研究が深く結びついていたなんて驚きですよね。リンクのWikiペディアを読めばわかりますが、世界最初のウェブサイトのURLがあるので紹介します。
世界最初のウェブサイト
http://info.cern.ch/
毎年ノーベル賞とかで多少は注目されることもありますが、実は科学は私達の生活をさりげなく支えているのです。
win95、もう四半世紀前なんですね…
その頃、tcp/ip規格でアマチュア無線を利用したパケット通信していました。
なつかしーです^^;
豆腐さん、TCP/IPなんて、かなり通ですね。それがインターネット通信に使われているなんて普通の方はまず知らないと思いますし、興味も持ってくれないですね。反応してくれて嬉しいです